KiCadで知っておいたほうがよさそうなこと
プリント基板設計にKiCadというソフトを使っていますが、それを使う上で知っておいたほうがよさそうなことについてまとめていきます。
マウスを使おう
EagleというCADソフトを使うときにはマウスなしでも困ることはありませんがKiCadの場合はほぼ必須です。マウス無しでも使うことはできますが、かなり使いにくいです。マウスを使った方が圧倒的に生産性が向上します。
マウスのホイールを押しながらドラッグして画面をスクロールできるなど、マウスがあれば簡単になる操作があります。
普段ノートパソコンを使っている人にはマウスを使わないという人も多いと思いますがKiCadを使うときにはマウスを使いましょう。
部品のデータは作ろう
秋月で売っている部品を使いたいとき、KiCadには対応する既存のフットプリントがないことがよくあります。どこかのサイトなどから簡単に見つけられればいいですが、自分で作ってしまう方が早かったりします。
フットプリントの作り方は”KiCadことはじめ”などに書いてあります。自分で作るときは少しめんどくさいですが、データシートを見て寸法を確認しながら作りましょう。
注意点は、左右非対称の部品をつくるとき左右反転したフットプリントを作ってしまわないようにすることです。私はそこを注意せず設計をして、実際にプリント基板を作ってから部品がはまらないことに気づき、悲しい思いをしたことがあります。