初めてのはんだづけ

お久しぶりです。中の人③ことモハです。

寒くなってきましたね。はんだ付けをしながらコテ先の暖かさを感じる瞬間に風流を感じてしまいます。

ということで、この記事では初心者のためのはんだ付けの方法を紹介します。

用意するもの

はんだごて

はんだごてのイラスト
  • まずはこれ!はんだごては必ず購入してください。端折ってライターなどでははんだ付けはできません
  • 100円ショップなどでも売っていますが、できれば電子工作用(特にIC用)の方が部品が壊れず焦げることもなくて良いです
  • 初心者の範囲内でのおすすめは白光のFX600です
  • いいはんだごてだと100倍くらいはんだ付けがうまくできるようになります

はんだ

はんだのイラスト
  • 基板上の金属パッドと部品を結ぶ、融点の低い金属です
  • 基本的には鉛とスズの合金です
  • 鉛が体に悪いということで鉛フリーはんだが売っていますが、鉛が入っていたほうがはんだが流れ込みやすいので、特に初心者は鉛入りはんだを使うといいと思います
  • おすすめは白光のこのシリーズです

コテ台

  • 熱せられたはんだごてが他のものに当たらないようにして置き、またコテ先をきれいにする目的です
  • コテ台という名前がつくものなら何でもいいです
  • スポンジ式のものと金属タワシみたいなものがありますが、人によって好みがあります

はんだ付けの方法

はんだづけは難しそう、熱くて怖いと思っている人も多いと思いますが、要するに電気回路の抜けがある部分に部品を差し込み、基板の金属と部品の金属の間にはんだを流し込んでくっつけるのが目的です。

注意するのは2点のみ!
やけどしないようにする!
はんだと金属に熱をしっかり伝えるためにゆっくり作業する!

では具体的にはんだ付けの方法を見てみましょう。

基板に実装する場合

① 基板の穴に部品を奥まで差し込みます。安定しないときはマスキングテープなどで固定しましょう。

② はんだごてでパッド(金属部分)と部品に同時に触れるようにして、その両方を温めます。

③ 一息待ってしっかり温めたら、ハンダを両方に当てて溶かしながら穴の中に流し込みます。

④ はんだが山形になって固まったらOKです。

⑤ ニッパーでいらない部品の足を切って完成です。

失敗…?

このように太ったさつまいもみたいになると、金属同士が触れていそうで触れていないことも出てきてしまうので、失敗です…
はんだであたためて再び溶かし入れてください!

やけどしたら…?

すぐに冷やしてください!!!!

ではハッピーはんだづけライフを!!!

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